先週は、杭打ちと高木剪定のクレーンがニョキニョキと空を切り取る開発現場 🌿🏗🌿
その足元に、そういえばちょっと形が似ているスイセンが、これまたニョキッと顔を出して工事現場の喧騒に負けず咲いていました。
既存のお庭には、必要に迫られ諦めなくてはならなかった植物達も数多くあったものの、オーナーの熱い想いから、可能なものはできる限り温存する方針が取られました。このスイセンも例年通り芽を出して、早春の工事現場に華やぎを添えてくれています🌟
残す OR 残さない といえば・・・
随分と以前のことになりますが。
参加したあるガーデンフェアの会場で、閉園後、ホッと一息ユッタリした日没までの時間☕️🌼
やはりフェアに参加されていた、大造園を営む・・私より30歳ほど歳上の大先輩。その女性の方と植物の話や日々の由無し事などお話をして頂いて(今で言うところのプチ女子会で💓)盛り上がっていました。その中で埼玉のある森林公園が話題にのぼった時、その方は、その造成・造園に大きく関わられていて、・・・そしてこんな経験をお話しくださいました ✏️📔
「公園にするのに、一度山を裸にするなんて話だったので、それなら自分で運ぶ。自分が運ばないと!そう思って、60を過ぎてから免許を取ったのよ」そう静かに言って微笑まれました☺️🌟とても穏やかで和やかな笑顔に感じましたが、同時に、そんな熱い行動へと一気に心を駆り立てたその思いの強さ・深さを漂わせる、・・何か、シッカリとした。芯に 強いいたわり のような何かがあって、それが香りのように伝わってくる、そんなとても奥行きのある笑顔に感じたことを覚えています😶🌿
先週の現場では・・・・
工事で切取られたものの、お庭は細長く大切に残され・・・
スイセンとローズマリー、育つのにフィットする場所や条件は違えど、まだまだ寒い早春にあって、逞しいその姿が咲きそろう感激の風景です🌿🌟
そんな力強い冬の風景が呼び覚ましてくれたのは、ずっと以前、私の隣で静かに微笑み、何かを手渡して下さろうと丁寧に包み込むように言葉をかけて下さった。
凛として温かく、優しく香るような笑顔の方でした 🙇♀️ 🙇♀️🙇♀️